中央、地方の強豪が集結したダート競馬の祭典、第8回JBCクラシック競走は3日、初めて関西圏の兵庫・園田競馬場で行われた。
レースは、1番人気のJAR所属ヴァーミリアン(武豊)が3番手から抜け出し、1分56秒7のレコードで連覇を飾り、シンザン、テイエムオペラオーに並ぶ国内G16連勝の快挙を達成した。
2着サクセスブロッケン、3着メイショウトウコンが入り、中央勢が上位を独占した。
天皇賞(秋)で2センチ差の勝利を飾った武豊騎手は、今回は、誰の目にも分かる勝利だった。2日連続のG1勝ちは、98年にマイケル・ロバーツ、02年にランフランコ・デットーリが達成して以来3人目で、ウオッカで制した天皇賞の余韻がさめやらぬ中での勢いに乗った名手は日本人初の快挙を成し遂げた。
ダート王健在をアピールしたヴァーミリアンは、12月7日阪神のJCダート(G1、ダート1800メートル)が目標となる。
7ヶ月ぶりとなったレースを格の違いを見せ付けたヴァーミリアンの牙城を破るものが出るのか。また、格の違いを見せ付けるのか。
楽しみです。
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