2008年6月22日(日) |
第13回マーメイドステークス(GIII) |
芝・右 2000m サラ系3歳上 オープン ハンデ |
阪神競馬場で行われる牝馬限定のGIIIハンデ戦・マーメイドステークスの有力馬をまとめてみました。
このマーメイドステークスは、ヴィクトリアマイルができた2006年からはハンデ戦へと条件が変更となり、福島牝馬ステークスやヴィクトリアマイルで成績を残せなかった出走馬が参戦する傾向がある。また、宝塚記念もあるために出走メンバーもやや手薄な感じとなるが、牝馬にとって秋を占う大事な一戦である。
今回登録されているメンバーで私が気になる馬を書きました。
ベッラレイアは、昨秋の秋華賞以来、約7か月ぶりのレースだった前走のヴィクトリアマイルで秋華賞から8キロ減という馬体重が示すように仕上がりは十分だったが、休み明けで当日のテンションが上がり、行きたがる面を見せ8着に敗れた。今回は、叩き2走目となり一度使ったことによりゆとりが出て、末脚の切れを発揮してくれるはずだ。
ザレマは、今年になって京都牝馬Sで2着、福島牝馬Sで3着に入り、最大目標としていたヴィクトリアマイルへの出走が叶わず、京王杯スプリングCへ出走し、勝ち馬から0秒6差の7着なら地力の高さを見せた。現在1600万下でいる馬ではないので、このレースで重賞初制覇を飾りたいところだ。
サンレイジャスパーは、暑くなると調子を上げてくる馬で、このマーメイドSは2年連続で2着している相性のよいレースだが、昨年の小倉記念1着以来となる11か月ぶりの実戦となるだけに、仕上がり具合がカギといえる。3度目の正直を狙う今年は制覇できるかは今週の調教ぶりを確認したい。
レインダンスは、昨秋のレースでは、ウオッカやダイワスカーレットと互角に好走していただけに今季の成績不振は信じられない。復調すれば力的には上位争いができる能力があるだけにサンレイジャスパー同様に今週の調教ぶりを確認したい。
ブリトマルティスは、前々走の1000万下、前走1600万下のパールSと2連勝を飾り、内容も非常にいい。今回のメンバーの一番の上がり馬といえる。最後までしっかりと伸びる確かな末脚を身に付け、重賞初勝利を狙う。
最終的な馬券は、牝馬であるので今週の調教と当日の気配を見て最終決断したい。