2007年共同通信杯(GIII)など重賞3勝を挙げたフサイチホウオーが、右前脚に屈腱炎を発症していることが24日に判明。これによりこのまま引退することがフサイチネットより発表された。
今後については未定とのこと。
フサイチホウオーは、父ジャングルポケット、母がアドマイヤサンデーという血統で、2004年セレクトセール当歳にて1億円(税抜)で落札され話題になった。
2006年10月の新馬戦(東京・芝1800m)で快勝すると、東京スポーツ杯2歳S(GIII)、ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)、翌年の共同通信杯と4戦無敗で重賞3連勝を達成し、春のクラシックは、皐月賞(GI)3着、日本ダービー(GI)では単勝1.6倍と圧倒的な1番人気に推されるも7着に敗れていた。その後も不振が続き、初のダート挑戦となったジャパンCダート(GI)でも11着と大敗。
今年の京都記念(GII)15着が最後のレースとなった。通算成績11戦4勝。
昨年の人気馬が、早くも引退と寂しい気がするが、疾患による引退ならば仕方がない。今後が未定となっているのが気になるがフサイチネットの情報公開を待ちましょう。