障害一筋30年 嘉堂信雄騎手 引退

JRAは23日、嘉堂信雄騎手(54、栗東・フリー)が、31日をもって現役を引退すると発表した。
嘉堂信雄騎手は53年7月28日生まれ、福島県出身。78年3月にデビューし、90年中山大障害・春、97年中山大障害・秋など障害重賞15勝を挙げている。
デビューから引退まで障害一筋30年の現役生活だった。
20日現在の通算成績はJRA1958戦220勝(すべて障害)。

障害一筋３０年と一口では言えるが、その道程は険しいものだったに違いない。
競馬歴はそんなに長くない私ですが、障害競馬レースで迷うと「嘉堂騎手」の乗る馬を探すことが良くあり、そんなときに限り的中もあり、落馬もあり、障害競馬を楽しませてもらいました。
長年積み重ねた多くの勝利の裏には、筋力の衰えや落馬などによる怪我などレース以外での戦いもあったと思う。
長年の活躍に頭が下がります。
引退後は栗東・高橋隆厩舎で調教助手となる予定となっており、今後も競馬に携わっていかれることをうれしく思います。
３０年間、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。