第75回東京優駿（GI） 絶好調 ディープスカイで勝負！！

2008年6月1日（日）15:40発走

第75回東京優駿（GI）

芝・左 2400m　サラ系3歳 オープン 牡・牝 (指定) 定量

1=9　1=2　1-4　1-8　9=2

◎ディープスカイ
○マイネルチャールズ
▲サクセスブロッケン
△アドマイヤコマンド
△タケミカヅチ

ディープスカイは、前々走の毎日杯(G3)で勝ちを収め、前走のNHKマイルC(G1)も勝って2連勝中。初勝利まで６戦となかなか勝利を手中にできなかったが、毎日杯・ＮＨＫマイルでの勝ちっぷりからは本格化したと見てもいいぐらいの完勝。今回、初挑戦となる2400Mだが、折り合いに問題のないタイプなので問題なし。調教では抜群の動きを披露しており、キングカメハメハ以来、史上2頭目となる変則２冠はかなりの確立で達成できそうである。

マイネルチャールズは、ホープフルS、京成杯、弥生賞で皐月賞(G1)に挑んだが、前残りの展開に泣かされて3着。しかし、展開不利でも３着を確保する高い能力を持っていることを証明した。他馬と比べると派手な勝ち方こそないがどんなレースでも崩れない安定感はメンバーＮＯ１。2400Ｍは初距離となるが、距離延長にも対応できる。

サクセスブロッケンは、デビュー戦、黒竹賞、ヒヤシンスS、端午S(OP)まで全て圧勝し、無傷の4連勝でダービーに挑む。さすがに、芝替わりの初戦がダービーではどんな競馬をするかわからないがユニコーンSの勝利を捨ててまでダービーを選んだ陣営は、それ相当の勝負になると踏んだにちがいない。足元に不安があるためダートを使われてきたが、芝で期待されていた一頭。ダートで見せた圧倒的なパフォーマンスが芝でも発揮されれば史上初の快挙となる可能性は大きい。

日本ダービー クリスタルウイング 藤沢和雄師の夢のせて

日本ダービーで、クリスタルウイングが、藤沢和雄師の夢を乗せて出走する。

調べてみるとＧ１最多の２１勝を誇る藤沢和雄師は、日本ダービーでは、２００２年　シンボリクリスエス、２００３年ゼンノロブロイの２着が最高の成績だった。
両馬と日本ダービーこそ取れなかったが、その後は活躍は日本を代表する名馬に育っている。

今回、１３回目となる第７５回日本ダービーでは、クリスタルウイングで挑戦する。

今年の日本ダービーは、混戦といわれ頭ひとつ抜けた馬がいない中で、常勝トレーナー藤沢和雄師は、日本ダービー制覇を目論み秘策を練り上げいるにちがいない。
愛馬クリスタルウイングは、藤沢和雄師の悲願である日本ダービー制覇の秘策と夢を乗せて大外１８番からスタートする。

第75回東京優駿（GI） 枠順決定！！

2008年6月1日（日）

第75回東京優駿（GI）

芝・左 2400m　サラ系3歳 オープン 牡・牝 (指定) 定量

みなさん、日本競馬の最大の祭典「日本ダービー」だ！！
まずは、枠順が決まりましたのでお知らせします。

NHKマイルC(GI)を制したディープスカイは1枠1番、青葉賞(GII)を勝ったアドマイヤコマンドは4枠8番、皐月賞(GI)2着のタケミカヅチは2枠4番、同3着のマイネルチャールズは5枠9番にそれぞれ入った。

枠 番	馬 番	馬名	性齢/毛色	騎手名	斤量	調教師
	1	ディープスカイ	牡3/栗毛	四位洋文	57.0kg	昆貢 （栗東）
	2	サクセスブロッケン	牡3/青鹿毛	横山典弘	57.0kg	藤原英昭 （栗東）
	3	ブラックシェル	牡3/鹿毛	武豊	57.0kg	松田国英 （栗東）
	4	タケミカヅチ	牡3/鹿毛	柴田善臣	57.0kg	大江原哲 （美浦）
	5	アグネススターチ	牡3/鹿毛	赤木高太	57.0kg	大根田裕 （栗東）
	6	モンテクリスエス	牡3/鹿毛	福永祐一	57.0kg	松田国英 （栗東）
	7	スマイルジャック	牡3/黒鹿毛	小牧太	57.0kg	小桧山悟 （美浦）
	8	アドマイヤコマンド	牡3/鹿毛	川田将雅	57.0kg	橋田満 （栗東）
	9	マイネルチャールズ	牡3/黒鹿毛	松岡正海	57.0kg	稲葉隆一 （美浦）
	10	レインボーペガサス	牡3/鹿毛	安藤勝己	57.0kg	鮫島一歩 （栗東）
	11	レッツゴーキリシマ	牡3/鹿毛	幸英明	57.0kg	梅田康雄 （栗東）
	12	サブジェクト	牡3/黒鹿毛	吉田豊	57.0kg	池江泰郎 （栗東）
	13	ベンチャーナイン	牡3/鹿毛	武士沢友	57.0kg	小桧山悟 （美浦）
	14	エーシンフォワード	牡3/鹿毛	和田竜二	57.0kg	西園正都 （栗東）
	15	フローテーション	牡3/栗毛	藤岡佑介	57.0kg	橋口弘次 （栗東）
	16	メイショウクオリア	牡3/鹿毛	岩田康誠	57.0kg	西橋豊治 （栗東）
	17	ショウナンアルバ	牡3/鹿毛	蛯名正義	57.0kg	二ノ宮敬 （美浦）
	18	クリスタルウイング	牡3/鹿毛	内田博幸	57.0kg	藤沢和雄 （美浦）

日本ダービー サクセスブロッケン 最終追い切り 豪脚披露！！

ダート４戦で無敵の強さを誇るサクセスブロッケンが栗東の坂路で松田騎手を背にし、迫力満点の動きを披露した。

調教タイムは、３ハロン３８秒３、ラスト１ハロン１３秒０（４ハロンは計時不能）と地味なタイムだが、
ラスト１ハロンでムチが入ると、瞬時に伸びてシルクアルボーレ（古馬１６００万）に１馬身先着した。
調教を見守った藤原英昭師は「いい動きだった。力強く伸びていたし能力を発揮できる状態にある」と手応えを感じている。

サクセスブロッケンは、ダートのみで４戦４勝。４戦すべてでケタ違いの勝ちっぷりで白星を重ね、日本ダービーに参戦。
初芝となるが、父シンボリクリスエス、母はフィリーズレビューを制したサクセスビューティ。血統的に芝が向かないわけがない。

距離にフアンが残るものの、史上初の初芝での日本ダービーで豪脚が爆発すればおのずと勝利が見えてくる。

日本ダービー ブラックシェル 最終追い切り 好調キープ！！

ＮＨＫマイルカップ２着馬ブラックシェルが、史上最多のダービー４勝を誇る武豊騎手が騎乗して最終追い切りを行った。

最終追い切りは、青葉賞３着からダービーへ出走する同厩モンテクリスエスと、ビッシリ一杯の併せ馬で坂路を駆け上がった。
同入のタイムは４Ｆ５１秒６－３Ｆ３８秒３－２Ｆ２６秒０－１Ｆ１３秒７。

追い切り後、武騎手は、「レース間隔を詰めて適度に使っている馬なので、大きな変化はないですけど、順調ですね。好調をキープしていますし、馬の状態に関しては何の不安もないですね」と語った。

皐月賞は、６着に沈んだが、東京でのNHKマイルでは２着となり、小回りの中山より広い東京の方がブラックシェルには合うようで、日本ダービーが格好の場となりそう。
日本競馬の祭典「日本ダービー」でブラックシェル＆武騎手がどんな競馬をしてくれるか楽しみです。
ただ、ひとつ心配事は、皐月賞・NHKマイルと連戦と最終追い切りでもかなりハードな調教しているので目に見えない疲労だけが残っているか気がかりです。